アーチェリー日本、食事かけ真剣練習

- アーチェリー五輪代表。左から守屋、早川、北畠、林、古川
アーチェリーの日本代表選手たちが、北京五輪への対策を練り始めた。14日、静岡県内での合宿を公開。07年のプレ大会で3位に入った古川は、会場の雰囲気に警戒心を寄せた。中国人選手と対戦した当時、自分が10点を取ると静まりかえり、最後にミスして7点だった時は、拍手喝采だったという。
「音だけならともかく、何かが飛んでこなければいいんですけど…。気にしないけど、心配はあります」と話した。対策の取りようがないが、日ごろから集中力を保つ努力は欠かさない。練習が単調になりがちのため、コーチを務める近大の選手と毎日、12射の真剣勝負。ハンディを与え、負けたら食事をおごる約束をし、絶対に負けられない状況をつくり出している。
大気汚染対策も必須だ。70メートル先の的は、かすんで見えにくい。「軽井沢の朝靄(あさもや)の中のようだった」と全日本連盟の関専任コーチ。初出場の守屋は「やるしかない。目をしっかり休めて臨みます」と話した。3大会連続出場の北畠は北京入りすると、2~3日はくしゃみが止まらなくなったため「マスクをしたり、対策を練ろうと思っています」。上位進出のためには、環境への順応もカギになる。【佐々木一郎】
[2008年5月15日8時34分 紙面から]
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