星野ジャパンにカミナリ!練習試合中止

- 練習試合予定だったジャイアンツ球場は激しい雷雨で試合が中止になった
星野ジャパン困った!北京五輪日本代表と巨人2軍との練習試合が5日、突然の雷雨で中止になった。星野仙一監督(61)は代表の実戦が8、9日の壮行試合(東京ドーム)の2試合だけになって、イラ立ちを隠せなかった。村田の戦線離脱、川崎、西岡のリタイアに続いて雨にもたたられ実戦不足。悲願の金メダル獲得へ試練続きとなった。
まさに星野ジャパンが踏んだり蹴ったりの状況だ。この日、ジャイアンツ球場で予定された代表チームと巨人2軍との練習試合が雷雨で中止になった。水浸しになったグラウンドをながめた後、星野監督は「ピッチャーの(調整具合の)加減があるからな。腹が立つな! だからだよ。こういうことがあるんだ」と調整不足を懸念した。
星野監督は出かかった言葉を飲み込んだが、調整期間の短さには、少なからず不安を抱いていた。代表チーム招集日は1日。翌2日が練習開始で、全員がまとまって行う練習は6日間に限定されている。「モヤモヤしたものがあるか?」と問われ、星野監督は「あるな」と短く答えた。一方で「仕方がない」とコメントはしたが、不満と不安をつのらせている。
7月に視察したハーレム国際大会(オランダ)では、すでにキューバが代表チームを結成。着々と試合をこなす現実を目のあたりにしてきた。そんなライバル国の状況も把握しているだけに、「チームを1つにするというのは、簡単なものじゃない」と、実戦が雨で流れたのは痛恨だった。
特に「投手を中心」の星野ジャパンにとって、本番に向けた投手陣の調整登板はポイントだ。この日は7月28日オリックス戦(西武ドーム)以来、マウンドから遠ざかっている涌井が先発予定だった。調子を落としている成瀬、リリーフに回る田中、岩瀬、藤川の継投で締めるはずだった。
強化合宿がスタートしてから、村田がのどの痛みで入院したまま。川崎が左足甲痛、西岡が首痛。試合は野手が足りなくなったことで7イニング制に短縮して行う予定だったが、それも雨でお流れだ。大野投手コーチは「9回が7回になったし、いろいろ考えてたんだけど。8日と9日で全員投げてもらうしかない」と説明した。
7日はゲーム形式の練習も視野に入れ、8日(対パ・リーグ選抜)、9日(対セ・リーグ選抜)の壮行試合が最終実戦調整の場となる。リタイア続出、悪天候…。星野ジャパンはスタートから不安いっぱいだ。【寺尾博和】
[2008年8月6日8時59分 紙面から]
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