柳本ジャパン夜更かし調整、早起きも禁止

- 北京に到着し、練習に向かうバレーボール女子日本代表の選手たち(共同)
乙女たちが“日の目を見ない”特訓に入った。蒸し暑い北京に降り立った柳本監督は「今日から夜の試合を想定した練習に入る」と宣言した。この日の練習もさっそく午後9~11時に設定。4日からは起床時間も午前11時と決めた。例外は午前中に本番の会場で練習を行う6日だけ。「生活時間を5~6時間遅くする。昼ご飯が朝ご飯になる感じ」。日本では早朝6時起きで走り込む選手もいたが「やめさせる」と早起き禁止を通達した。
前代未聞の試合時間に備えるための作戦だ。1次リーグ初戦から4戦目までが現地の午後10時開始。00年から代表に名を連ねる高橋も「10時とかに試合はしたことない」と話す。同組の地元中国の試合が「ゴールデンタイム」の同8時開始に固定されたあおりを受けたもので、中国の試合が長引けば11時近くまで開始がずれ込む可能性もある。
日本でも対策を講じてきた。だが、合宿先のナショナルトレーニングセンターでは朝食が午前8時、夕食が午後9時までと決められていた。そこで指揮官は、男子よりも2日早い北京入りを決断。時差1時間なのに時差調整を行う異例の作戦を敢行した。
エース栗原は「(9日の)初戦まで時間があるので、ベストな状態にしていく」と意気込んだ。目指すはロサンゼルス五輪銅メダル以来24年ぶりの表彰台。歴史は夜、つくられる。
[2008年8月4日9時14分 紙面から]
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