重量挙げ三宅メダル1号は手弁当で取る

- 重量挙げ女子48キロ級の三宅宏実と父義行コーチ(撮影・佐々木一郎)
日本選手団のメダル1号は、手弁当でつかむ。重量挙げ女子48キロ級の三宅宏実(22=アセット・マネジャーズ)が6日、北京市の選手村で会見。9日午前の決勝2時間前の検量後は、持参の弁当で最後の食事を取ることになった。
4年前のアテネ五輪も含め、競技前は母育代さん(58)が作ったおにぎりなどを食べてきた。しかし、今回は選手村で家族と接触ができない。そのため、三宅が日本から持ってきたレトルトのご飯、サンマやイワシの缶詰や好物の白玉を見繕う予定。父義行コーチ(62)が「選手村の食事もおいしいからね」と話す通り、村内の食事を弁当にして持っていくプランもあるという。
メダル取りへの計画は、着々と進行している。義行コーチは197キロをメダル獲得ラインに設定。三宅も「試合では何が起こるか分かりません。当初は200キロが目標でしたが、今は197キロを出せる自信はあります」と言い切った。自己の日本記録191キロの更新は確実で、苦手のスナッチで85キロが挙がれば、メダルはグッと近づいてくる。
手弁当も見通しがつき、練習も順調にこなしたことで、懸念事項はなし。「不安があったらできません。父を信じて挙げるだけ」。9日午前10時(日本時間11時)からの競技でメダルが決まれば、日本選手団1号になる。68年メキシコ五輪で銅メダルを獲得した義行コーチは「今回だけは、ぶっつぶれても勝負したい」と力を込めた。【佐々木一郎】
[2008年8月7日9時10分 紙面から]
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