塚原と朝原、終盤で明暗
2008年8月16日
塚原と朝原は、終盤に明暗が分かれた。塚原の2次予選は、1次に比べて硬さが抜けていた。ラスト30メートルの後続に追い込まれそうなポイントで、しっかりと耐えて、リラックスして走れていた。外国人選手に負けない精神的な強さを感じた。早くからA標準を突破していたので、無理な調整をせず、しっかり北京へ仕上げてきた。準決勝では条件が良ければ、自己記録更新も期待できる。
朝原は1次予選で60メートル以降に外国人に並ばれてリズムを崩していた。修正できないまま2次予選に臨んだ感じだ。調子自体は悪くなかったと思うが、10秒25とまずまずのタイムながら着順が4着だったことで、2次予選に向けた精神状態もどうだったか。彼がよく言う「1本走った後、なかなか回復しない」という体力部分でも、不安を抱えていたかもしれない。(元100メートル日本記録保持者、アーク・クエスト勤務)




