ポイントは28キロから
2008年8月17日
五輪でハイペースのレースはほとんど例がありません。今回も互いにけん制し合う、スローペースが予想されます。ポイントは28キロからの大学構内。道が細くなり、スパートは考えにくい。先頭が集団を形成していれば、ここを抜けてからの争いが見ものです。
優勝争いは昨年の大阪世界選手権で1、2位に入ったヌデレバと周が中心になりそう。ヌデレバは年齢的にも今回が最後の五輪。暑くなれば、地元の利がある周が有利と思います。
日本勢では土佐の外反母趾(ぼし)の状態が気がかり。痛み止めの薬を飲むということですが、内臓への影響が心配されます。中村は練習を見ても、一発勝負に強いタイプ。マラソン2戦目の経験の少なさが意外とプラスに向きそう。世界記録保持者のラドクリフは疲労骨折した左足がどこまで回復しているか。金メダルは苦しいと思います。(91年世界陸上銀メダリスト、第一生命監督)




