アテネV野口みずきが北京五輪欠場

- 北京五輪のマラソンコースを試走する野口みずき(共同)
連覇の夢が、消えた。アテネ五輪に続き女子マラソンで初の五輪2連覇を目指していた野口みずき(30=シスメックス)の出場辞退が12日、決まった。左太ももの筋肉損傷など故障を理由に、日本オリンピック委員会(JOC)に辞退を申し出た。五輪陸上の高野進監督がJOCに診断書を提出し、出場辞退届が受理された。
無念としかいいようがない。アテネでの優勝ゴールから4年。圧倒的な強さでマラソン代表切符を獲得し、順調に調整を重ねてきた。だが7月にスイス・サンモリッツでの高地合宿で異変が起こる。臀部(でんぶ)下などに痛みが走る。日程を早めて今月4日に帰国。練習拠点のある京都に戻り、病院で精密検査を受け、何とか出場にこぎつけようとしてきたが、左足肉離れが完治するメドが立たなかったようだ。
これまで6戦5勝。無敵に強さを誇り、シドニーの高橋尚子、アテネの野口、そして今回の北京と日本女子のマラソン3連覇を野口に託すはずだった。エース野口を欠いた女子は、土佐礼子(32=三井住友海上)、中村友梨香(22=天満屋)の2人で臨むことになった。
[2008年8月12日20時46分]
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