女子有力選手紹介
野口 みずき(のぐち・みずき)シスメックス
【出場レース】東京国際女子マラソン
1978年(昭和53年)7月3日、三重県伊勢市生まれ。中1の時に陸上を始め、宇治山田商では2、3年の時に3000メートルで高校総体に出場した。バルセロナ五輪代表の真木和にあこがれ97年にワコール入社したが、藤田信之監督が退社するとそれに従い、99年2月にグローバリーに移籍した。05年に現在のシスメックスに。初マラソンの02年名古屋国際女子で優勝して注目され、03年1月の大阪国際女子は日本歴代2位の2時間21分18秒で制した。同年世界陸上パリ大会では銀メダルを獲得してアテネ五輪の出場権を獲得。04年アテネ五輪で金メダルに輝いた。05年ベルリンマラソンで2時間19分12秒の日本新。07年11月の東京国際女子で大会新記録の2時間21分37秒で優勝し、北京行きを確実にした。150センチ、40キロ。
渋井 陽子(しぶい・ようこ)三井住友海上
【出場レース】東京国際女子マラソン
1979年(昭和54年)3月14日、栃木県黒磯市生まれ。名門・那須拓陽高時代は全国高校長距離5000メートル1位。97年に三井海上(現三井住友海上)に入社。01年大阪国際女子で初マラソン世界最高(当時)の2時間23分11秒で優勝。アテネ五輪を目指し03年大阪国際女子に参加したがスローペースに持ち味を生かせず9位に終わって代表を逃した。04年ベルリンマラソンでマークした2時間19分14秒は日本記録。北京五輪選考レース、07年11月の東京国際女子は2時間34分19秒で7位に終わり、北京出場は絶望的となった。164センチ、48キロ。
原 裕美子(はら・ゆみこ)京セラ
【出場レース】名古屋国際女子マラソン
1982年(昭和57年)1月9日、栃木県足利市生まれ。初マラソンとなった05年3月の名古屋国際女子で、2時間24分19秒のタイムで優勝。同年8月の世界陸上ヘルシンキ大会では、日本人トップの6位に入った。07年1月の大阪国際女子では、中盤から独走し2度目のマラソン優勝を果たし、自己最高の2時間23分48秒を記録した。9月の世界陸上大阪大会は中間点過ぎで左太ももを痛めて脱落し18位に終わったが、北京五輪代表へ「再チャレンジ」を表明。08年3月の名古屋国際女子に出場する。163センチ、45キロ。
福士 加代子(ふくし・かよこ)ワコール
【出場レース】大阪国際女子マラソン
1982年(昭和57年)3月25日、青森県板柳町生まれ。五所川原工高から00年にワコール入り。02年7月に3000メートルと5000メートル、06年2月にハーフマラソンで日本新記録を樹立。同12月にはアジア大会1万メートルで金メダル。07年12月の全日本実業団対抗女子駅伝では13人抜きで区間賞を獲得し、好調な走りを見せた。初挑戦となる08年1月の大阪国際女子には招待選手という特別扱いを断り、参加費3000円を支払って一般参加選手として出場した。スタート直後から集団を引っ張ったが終盤に失速。トラックでは脱水症状で4度倒れるなどで19位と惨敗。北京へはトラック競技での代表を目指すことになった。161センチ、45キロ。
高橋 尚子(たかはし・なおこ)ファイテン
【出場予定レース】名古屋国際女子マラソン
1972年(昭和和47年)5月6日、岐阜市生まれ。県岐阜商3年のとき高校総体800メートル予選落ちも、推薦で大院大に入学した。95年リクルート入社。初マラソンは97年の大阪国際女子で、2時間31分32秒で7位に終わる。98年の名古屋国際女子で2時間25分48秒の日本最高記録(当時)をマークしマラソン初優勝を飾った。同年12月のバンコクでのアジア大会では2時間21分47秒のアジア最高記録(当時)で優勝。00年名古屋国際女子を制してシドニー五輪の代表の座をつかみ、本番でも見事に優勝。日本の女子陸上競技で初めて金メダルを獲得し、その後、国民栄誉賞を授与された。06年6月にファイテンと4年間の所属契約を結び、07年5月から拠点を米ボルダーに置き高地での練習を続けている。名古屋国際女子に出場し、シドニー以来2大会ぶりの五輪代表を狙う。163センチ、45キロ。
加納 由理(かのう・ゆり)セカンドウィンドAC
【出場レース】大阪国際女子マラソン
1978年(昭和53年)10月27日生まれ、兵庫県出身。須磨女子高-立命大を経て資生堂に入社したが、07年4月にセカンドウィングAC移籍した。5000、1万メートル、駅伝で実績を積み、07年1月の大阪国際女子でフルマラソンに初挑戦。2時間24分43秒で3位に入った。世界陸上大阪大会は補欠のため出場できなかったが、9月に行われた北海道マラソンで2時間30分43秒で優勝を果たした。トラックでスピードを強化し、着実に力を付けてきた。大阪国際女子では優勝候補にも挙げられていたが、18キロ地点で棄権した。152センチ、40キロ。
嶋原 清子(しまはら・せいこ)セカンドウィンドAC
【出場予定レース】名古屋国際女子マラソン
1976年(昭和51年)12月22日、山口県周防大島町生まれ。高水高-国士大を経て資生堂入りし、07年4月にセカンドウィングACに移籍した。大学時代からフルマラソンを走り、東京国際女子では03年3位、04年2位と結果を出した。06年12月のアジア大会(ドーハ)で2時間30分34秒で銀メダルを獲得。07年の世界陸上大阪大会では2時間31分40秒で6位入賞、07年11月の東レ上海マラソンではシドニー五輪銀メダリストのシモンに次ぐ2位も、2時間35分41秒と振るわず。自己ベストは05年北海道マラソンで出した2時間26分14秒。まだ2時間25分を切ったことがなく課題はスピードと言えるが、暑さに強くスタミナは十分秘めている。154センチ、43キロ。



