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五輪内定選手


男子

室伏 広治 (ミズノ)
[ハンマー投げ]
 1974年(昭49)10月8日、静岡県沼津市生まれ。ハンマー投げで日本選手権12回優勝、アジア大会5連覇を達成し「アジアの鉄人」と呼ばれた室伏重信氏を父に持ち、千葉・成田高で本格的に競技を始める。98年4月、父重信氏の日本記録(75メートル96)を更新。00年シドニー五輪に出場、期待を集めたが9位に終わった。04年アテネ五輪では、投てき競技で日本初の金メダルを獲得した。01年世界陸上(エドモントン)銀、03年世界陸上(パリ)銅メダル、07年世界陸上(大阪)6位入賞。07年には日本選手権13連覇を達成した。04年プラハ国際では84メートル86の当時の世界歴代3位をマークした。187センチ、97キロ。
尾方 剛 (中国電力)
[マラソン]
 1973年(昭48)5月11日、広島県熊野町生まれ。熊野中-熊野高を経て山梨学院大入り。同大では2年時に箱根駅伝に出場し、10区の区間賞で優勝に貢献した。その後スランプに陥ったが、96年に中国電力に入社してマラソンに力を入れるようになって復活。02年の全国都道府県対抗男子駅伝では24人抜きの快走で注目された。04年の福岡国際で優勝し、05年世界陸上ヘルシンキ大会で銅メダルを獲得。猛暑の07年世界陸上大阪大会では2時間17分42秒で日本勢トップの5位入賞を果たした。07年12月からの北京五輪選考レースには出場しなかったが、世界陸上での成績が評価され、初の五輪切符を手にした。自己ベストは03年の福岡国際で出した2時間8分37秒。165センチ、50キロ。
佐藤 敦之 (中国電力)
[マラソン]
 1978年(昭53)5月8日、福島県会津若松市生まれ。若松四中1年から陸上を始め、92年に全日本中学大会1500メートルで優勝。会津高では、2年時に高校総体、国体の5000メートルで5位、3年でも高校総体同種目5位に入った。早大進学後は1年から箱根駅伝に出場、中心選手として活躍した。00年にびわ湖毎日で、初マラソンとしては歴代3位の2時間9分50秒の好タイムで4位に入るとともに、日本学生記録(当時)を更新した。03年の世界陸上パリ大会で10位、07年10月、イタリアでハーフマラソンの距離で行われた世界ロードランニング選手権で日本記録を更新して9位に入った。07年7月には女子800メートル日本記録保持者の杉森美保(ナチュリル)と結婚。選考レースとなった同年12月の福岡国際で2時間7分13秒、日本人最高位の3位に入り、初の五輪代表に選出された。170センチ、55キロ。
大崎 悟史 (NTT西日本)
[マラソン]
 1976年(昭51)6月4日、大阪府堺市生まれ。市民ランナーの父雅信さんの影響で陸上を始める。清風高時代の1500メートル3分48秒90は今も大阪府記録として残っている。3年時の高校総体では同種目で5位、優勝はダニエル・ジェンガ(ケニア、仙台育英)だった。山梨学院大から00年にNTT西日本大阪入社、サラリーマン選手として活動を続ける。00年3月のびわ湖毎日が初マラソンで14位(2時間13分49秒)。アテネ五輪代表選考レースの04年東京国際に出場し、高校総体の1500メートルで顔を合わせたジェンガと優勝を争い2位に入った。サラリーマン選手の大健闘に夢は広がったが、代表には選出されなかった。06年のドーハ・アジア大会では銅メダルを獲得し、07年の世界陸上大阪大会では2時間18分06秒のタイムで6位に入賞した。08年3月のびわ湖毎日では、2月の東京で日本人トップの2位に入った藤原新(JR東日本)の記録を4秒上回る2時間8分36秒で日本人トップの3位。自己ベストも10秒更新し、北京五輪代表に滑り込んだ。177センチ、58キロ。

女子

土佐 礼子 (三井住友海上)
[マラソン]
 1976年(昭51)6月11日、愛媛県松山市生まれ。松山商高で本格的に陸上を始め、松山大卒業後、三井住友海上に入社。98年初マラソンの愛媛マラソンで優勝。00年名古屋国際女子で、高橋尚子に独走を許したものの2着に入り、注目を集める。同じ年の東京国際女子で2位に入り、01年世界選手権(エドモントン)で銀メダルを獲得。04年名古屋国際女子で優勝し、同年のアテネ五輪では5位。06年の東京国際女子では高橋尚子を破って優勝した。07年世界陸上(大阪)で銀メダルを獲得し、北京五輪代表に内定した。04年に村井啓一さんと結婚、現姓は村井だが、陸連登録名は現在も旧姓の土佐。167センチ、46キロ。
野口 みずき (シスメックス)
[マラソン]
 1978年(昭53)7月3日、三重県伊勢市生まれ。中1の時に陸上を始め、宇治山田商では2、3年の時に3000メートルで高校総体に出場した。バルセロナ五輪代表の真木和にあこがれ97年にワコール入社したが、藤田信之監督が退社するとそれに従い、99年2月にグローバリーに移籍した。05年に現在のシスメックスに。初マラソンの02年名古屋国際で優勝して注目され、03年1月の大阪国際を日本歴代2位の2時間21分18秒で制した。同年世界陸上パリ大会では銀メダルを獲得してアテネ五輪の出場権を獲得。04年アテネ五輪で金メダルに輝いた。05年ベルリンで2時間19分12秒の日本新。07年11月の東京国際で大会新記録の2時間21分37秒で優勝して2大会連続での五輪切符をつかみ、アテネ大会に続く連覇を狙う。150センチ、40キロ。
中村 友梨香 (天満屋)
[マラソン]
 1986年(昭61)4月1日、兵庫県西宮市生まれ。大社中入学時に友人に誘われて陸上部に入部。県西宮高3年時の03年に千葉国際クロカンのジュニア4キロ部優勝、同年の高校総体では3000メートルで6位になった。04年に天満屋に入社し、06年世界ロードランニング選手権で6位。初マラソンの08年3月名古屋国際では高橋尚子、坂本直子、原裕美子、弘山晴美ら並みいるライバルを突き放して2時間25分51秒で優勝、五輪切符を手に入れた。所属の天満屋からはシドニーの山口衛里、アテネの坂本直子に続き、3大会連続での五輪代表になる。166センチ、48キロ。


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