惨敗尚子、早くもマラソン再挑戦を宣言

- 名古屋の宿舎を出る高橋尚子(撮影・蔦林史峰)
9日の名古屋国際女子マラソンで27位と惨敗した高橋尚子(35=ファイテン)が、早くもマラソン再挑戦を宣言した。一夜明けた10日、名古屋市内で「次のレースは基本的にマラソン。海外もないとは限らない」と笑顔で話した。今週中に練習拠点の千葉で再始動し、25日前後から本格的なマラソン練習を再開する。
2時間44分18秒で記録、順位とも自己最悪の結果に終わり、北京五輪出場の夢はついえたが「これだけの勢いで惨敗して逆にスッキリした」。昨年8月に手術した右ひざ半月板の影響も指摘されたが、突然の体調不良で失速したことを強調。疲労やダメージがないことから「ゼロに戻さず、スピード練習を含めてやっていきたい」と話した。
今回の惨敗で日本陸連の強化指定選手からも外れたが、今後も第一線で走り続けるという。マネジメントを担当する安野仁氏も「楽しく走るのなら、会社(ファイテン)からサポートを受ける必要もない。実力はまだトップレベル。海外マラソンを含めて本人のやりたいことがある」と明言。以前から出場を希望していた4月21日のボストンマラソンからの海外レースが復帰舞台の候補になりそう。
今後は走ることでファンに恩返しすることに重点を置く。「新プロジェクトがある。今月中に発表しますが、応援して下さった皆さんへの、恩返しの意味が込められたもの」と安野氏。高橋は「悪い現実も良かったことも受け止め、次に進みたい」。年内には新たな目標に向け、再び走り始める。【高田文太】
[2008年3月11日9時41分 紙面から]
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