渋井またA突破!日本選手権へ好調/陸上
<陸上:東日本実業団選手権>◇17日◇熊谷陸上競技場
初の五輪が見えてきた。女子1万メートルで、日本記録保持者の渋井陽子(29=三井住友海上)が大会新の31分21秒92で優勝。すでに兵庫リレーカーニバル(4月27日)で北京五輪参加標準記録A(31分45秒00)を破っていたが、再び好記録を出し、好調ぶりをアピールした。
序盤から、モンビ(アルゼ)と2人でレースをつくり、終盤に抜け出した。「今日は日本選手権へ向けてのシミュレーション。(日本選手権では)誰も多分(前に)出ないだろうという設定で…。ロングスパートでいかないと勝てませんから」。勝負を重視し、けん制し合うだろう日本選手権でも、自分が勝てるパターンを意識していた。
マラソンで北京切符の奪取に失敗し、鈴木総監督には「1万メートルで狙っても、時間の無駄」と突き放された。だが、兵庫で快走を見せたことで「それで北京に行け!」と励まされたという。すでに土佐がマラソン代表を決めたこともあり「土佐先輩と盛り上がらないといけないんで」と意気込んだ。
6月の日本選手権で、北京五輪行きが決まる。「3番なんて言わないで、優勝して行きたい」。この勢いを持ち込めば、初の五輪行きは間違いない。【佐々木一郎】
[2008年5月18日7時57分 紙面から]
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