為末週1限定ハードル調整で北京狙う

- 帰国し、左アキレス腱痛を明かした為末
陸上男子400メートル障害の為末大(30=APF)が異例の「ハードル週1限定調整」で北京五輪を狙う。五輪プレ大会の開催地北京から26日に帰国。左アキレス腱(けん)痛のため、代表選考会の日本選手権(6月26日開幕、等々力陸上競技場)に向けた調整について「スパイクをはいてハードルを跳ぶのは週1回くらいになる」と明かした。
「平地のレースなら大丈夫だけど、ハードルを跳ぶとアキレス腱が痛くなる」と為末。プレ大会の欠場理由は両ふくらはぎ痛だったが「右足は大丈夫。左のアキレス腱か、ふくらはぎが痛む。今はアキレス腱に痛みが集中してる」。今後も練習と治療を並行させて日本選手権に体調を合わせるため、ハードル調整をあえて週1回に限定。「練習量で頑張ってきた僕にとってはつらい」と不安を抑えて、大きな賭けに出た。
ふくらはぎ痛などの影響で今季の実戦経験はゼロ。ぶっつけ本番を避けるため、6月上旬に国内の記録会への参加を検討中。「試合に出るというより不安を和らげる意味が強い。競技場の質は選ぶけど、場所(開催地)は選ばない」と話した。既に北京五輪参加標準記録A(49秒20)を突破しているものの、日本選手権惨敗なら代表落選の危険もある。苦肉の策が五輪3大会連続出場につながるか。【菅家大輔】
[2008年5月27日8時53分 紙面から]
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