福士「準備不足」A標準届かず/陸上

- レース後、苦笑いを浮かべてゼッケンを外す福士。右は弘山
<陸上:新潟選抜競技会>◇1日◇新潟市・東北電力ビッグスワンスタジアム
完全復活は、まだだった。福士加代子(26=ワコール)は、6000メートルすぎから遅れ始めた。結局、32分22秒18で、五輪参加標準記録A(31分45秒)には及ばなかった。1月の大阪国際女子マラソンで失速し、19位に終わってから126日ぶりのレースは、ほろ苦い結果に終わった。
「準備が足りなかったのかな。(1周)76秒だし、やれるんちゃうかという甘さがあった。ズドンと刺された感じ」と福士。男子のペースメーカーがついたが、結果はでなかった。3月に左ふくらはぎを故障し、約1カ月はジョギングしかできなかった。スピード練習は1週間前から再開したばかりという。
A標準を切っていない状況で、五輪最終選考会の日本選手権(26~29日、川崎)に臨むのは、リスクが大きい。そのため、ホクレンディスタンスチャレンジ(8日か11日=北海道)で再度、記録を狙って走る可能性があるという。福士は今後について「76秒のペースで楽にこなす努力をしていきたい。あっ、珍しい、『努力』とか言うのっ」と照れてみせた。日本選手権までに記録が出せなければ、同大会7連覇と五輪出場に黄色信号がともってしまう。【佐々木一郎】
[2008年6月2日9時27分 紙面から]
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