イケクミ初めの跳躍で決めるルイス流だ

- 帰京した女子走り幅跳びの池田久美子(撮影・佐々木一郎)
陸上女子走り幅跳びの日本記録保持者・池田久美子(27=スズキ)が、北京五輪で1回目の集中勝負に挑む。南部記念で代表入りを決め、一夜明けた7日に帰京。「日本選手権のような(甘い)気持ちじゃ駄目なんだということが分かりました」と話した。同大会では最初の試技で6メートル70を跳び、1回目の自己最高記録で優勝した。池田によると初めの跳躍でそのまま勝ったのは、初めてという。
冷静に臨むのではなく「死ぬ気で跳ぶ」と意気込んだことで、1回目から会心のジャンプが出た。五輪本番で予選の試技は3回だけ。決勝でも3回目までに好記録を出さなければ、ベスト8に残れず、4回目以降を跳ばせてもらえない。1発の大ジャンプは気持ちの余裕を生み、他の選手にプレッシャーもかけられる。
池田はかねて3回目までに好記録を残すことをテーマにしてきた。今回、1回目で結果を出したことは、自信になった。レベルは違うが、かつてのカール・ルイス(米国)も序盤のジャンプで勝負を決めた。池田の今後の日程は未定で「少し実家で休みます」。充電した後、五輪へ向けて再スタートを切る。
[2008年7月8日8時51分 紙面から]
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