3強のはずが…ライバル完敗/陸上
<北京五輪:陸上>◇16日◇男子100メートル決勝
3強中、2強は惨敗に終わった。元世界記録保持者アサファ・パウエル(25=ジャマイカ)は9秒95で5位。タイソン・ゲイ(26=米国)に敗れて3位に終わった昨年の年世界選手権に続き、またも世界王者にはなれなかった。
パウエル 大失敗だ。自分の足に裏切られた。金メダルがのどから手が出るほど欲しかったのに…。ただ、ウサインの結果はうれしい。とてつもない。最後まで走り切ったら、もっと速いタイムが出たと思うよ。
後輩のボルトとは仲がいいが、7月の直接対決では0秒01差の9秒88で勝利。上り調子で迎えたリベンジの舞台だった。
ゲイはまさかの準決勝敗退に終わった。10秒05で2組目5位。スタートから出遅れ、必死の形相で追い上げたが届かない。順位を確認すると目を潤ませ「言い訳はできない。失望している」と言葉を振り絞った。6月29日の全米選手権100メートルで9秒68(追い風参考)を出したが、7月5日の同200メートルで左太もも裏を負傷したことが響いた。200メートルの出場権はなく、この敗戦で400メートルリレー出場も微妙。「家族も来ていたのに残念だ」とうなだれた。
[2008年8月17日7時55分 紙面から]
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