日本人初出場の久保倉準決進出/陸上

- 55秒82で準決勝に進んだ久保倉(共同)
<北京五輪:陸上>◇17日◇女子400メートル障害予選
日本人五輪初出場の女子400メートル障害で、久保倉里美(26=新潟アルビレックス)が準決勝進出を果たした。予選1組に登場し、55秒82の3着で自動通過ラインを突破。北海道・旭川市生まれの道産子は「初の五輪なのに、びっくりするぐらい平常心で走れた。最後まで何が起こるか分からないと思って、しっかり走った。次のラウンドに進めたのは、本当に大きい」と興奮気味に語った。スタートから飛ばして中盤までトップ。10台目のハードルを越えて4位に下がったが、最後の直線で1人を抜いた。自身の日本記録(55秒71)に0秒11と迫る、今季ベストの快走だった。
中学時代はバスケットボール部で全国大会に出場。だが進学した旭川北高の同部は弱く、2年生になって「上を目指せるものを」と陸上部に入った。すぐに才能が開花。2カ月後に100メートル障害で全道5位となり、インターハイ出場。3年時は100メートルでもインターハイに出た。陸上との出会いが、運命を変えた。
男子400メートル障害では、期待された為末と成迫が予選落ち。久保倉は「女子も少しずつ歴史を積み上げ、決勝の舞台でメダル争いできるようにしたい」と使命感を口にした。
[2008年8月18日9時5分 紙面から]
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