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尾方13位佐藤76位ついていけない…/陸上

13位でゴールし、悔しそうな表情の尾方(撮影・田崎高広)
13位でゴールし、悔しそうな表情の尾方(撮影・田崎高広)

<北京五輪:陸上>◇24日◇男子マラソン

 日本の尾方剛(35)は13位、佐藤敦之(30)は完走選手中最下位の76位に沈んだ。

 日本の想像と限界を超えていた。ワンジルに遅れること6分54秒、距離にして2キロ以上。ゴールにたどり着いた尾方は、両ひざに手をついた。「ペースが速かった。いずれ落ち着くと思ったけど…。力のある者が力通り走った」。レース終盤、午前9時の気温は29度。しかも無風。そんな季節に、優勝タイムは2時間6分32秒。日本記録2時間6分16秒(高岡、02年シカゴ)とわずか16秒差だった。

 スピード化の波にのみ込まれた。もともと持ちタイムで劣る日本勢は、五輪や世界選手権が行われる真夏の気候に活路を見いだしてきた。暑さで優勝タイムが落ちれば、持ち前の粘りが生きる。実際、五輪の過去5大会の優勝タイムは2時間10~13分台だった。だが、今回は違った。

 序盤から1キロ3分を切る超ハイペース。尾方は5キロ地点で12秒差、10キロ地点では早くも1分差をつけられて脱落した。後方でバテずに踏ん張っても、上位勢は落ちてこなかった。佐藤は完走したものの“最下位”の76位…。日本陸連の河野マラソン部長は、絶望感さえ口にした。

 「完敗ですね。考え方が甘かった。『忍耐』とか『粘り』は今回のマラソンで死語になった。もう男子は軽々しく『メダル』と口にできない。(さらに気温が低くなりそうな)ロンドンを考えると、根本的に強化策を検討しないと」。

 あと4年で何ができるのか? 中国電力で尾方と佐藤を指導する坂口監督は「若い人たちがトラックでスピードを磨いてマラソンに挑戦する流れにならないと。世代交代の時期でもある」と指摘した。今大会は日本代表3人が全員30代だったのに対し、上位10人中8人を20代が占めた。

 マラソンで男子は2大会ぶりに入賞を逃した。男女ともとなると、女子が正式採用された84年ロサンゼルス五輪以来初めて。いずれ女子にも高速化の波は来る。日本はゼロから立て直すしかない。【太田尚樹】

 [2008年8月25日8時43分 紙面から]


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帰国した池田久美子
[2008年8月26日] 
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水をかぶるワンジル
[2008年8月25日] 
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悔しそうな尾方
[2008年8月25日] 
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序盤の尾方と佐藤
[2008年8月24日] 
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広場前の先頭集団
[2008年8月24日] 
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五輪新で快勝
[2008年8月24日] 



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