野口欠場から始まった日本陸上陣の惨敗
日本陸上陣は、総合的に惨敗だった。日本陸連は大会前、メダル2(金1を含む)入賞5を目標に掲げたが、銅メダル1(男子400メートルリレー)入賞2(男子ハンマー投げの室伏、男子50キロ競歩の山崎)。達成率は50%以下だった。
メダル1、入賞6だった07年世界選手権から立て直せず、成績はさらに下回った。故障で、戦う態勢を整えられない選手が続出。女子マラソンの野口(欠場)土佐(途中棄権)、室伏らはケガが影響した。陸上代表の高野監督は「五輪で勝つために頑張った結果。ケガをしやすい年齢になっている。紙一重」と話した。
故障がなくても、力を出せない選手が多かった。前回以上となる選手団40人で臨んだが、日本新はおろか自己記録更新の選手はゼロ。高野監督は「今年は1人1人の力が落ちている」とし、末続、池田、沢野、醍醐ら同年代の日本記録保持者が年齢的なカベに当たっていることも指摘した。
男子400メートルリレーは、トラック種目初のメダルで胸を張れる。だが、それで他種目の結果を帳消しにはできない。高野監督は「現時点での力負けを強く感じた。この悔しさをバネにしたい」とし、各選手との個人面談を始めたことを明かした。【佐々木一郎】
[2008年8月25日7時48分 紙面から]
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