オグシオ「メダル基地」使用許可出ず
バドミントン女子ダブルスの小椋久美子(25)潮田玲子組(24=ともに三洋電機)が、「北京メダル基地」を使用できなくなった。五輪代表の練習会場として確保していた松下電器現地法人の体育館の使用許可がおりず、日本協会が断念したことが3日、分かった。
北京五輪組織委員会が割り当てた会場練習は、時間や面数などに制限があるため、日本協会は昨年、公式練習場以外の前線基地として、選手村からの車移動で約20分の距離にある同法人の体育館利用を決めていた。松下電器はオグシオが所属する三洋電機とは同業のライバル社だが、日本オリンピック委員会(JOC)の公式パートナーであることから協力を申し出た。
しかし、日本協会によると、五輪間近で治安に対する不安が高まっており、中国公安当局の使用許可を得ることができなかった。もともと中国側は「治安のためにできる限り他の施設を使わないように」と通達していたという。許可を得るためには1000万円を超える警備費を要する可能性もあるため、断念せざるを得なかった。
日本代表は5日に北京入りするが、10日が初戦のオグシオらの最終調整に影響が出る恐れもありそうだ。朴柱奉監督は「選手は10人もいる。使えればベストだったし、余裕を持って練習ができた。シングルス、ダブルスに分けた練習は北京では時間的に短いので難しい」と話していた。
[2008年8月4日7時47分 紙面から]
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