川崎の左足骨膜炎悪化でスタメンは絶望的

- 先発を外れた川崎(右)。左はダルビッシュ(撮影・浅見桂子)
日本代表の川崎宗則遊撃手(27)が14日、五輪合宿中に痛めた左足甲の負傷を悪化させ、台湾戦を欠場した。3安打を放った13日のキューバ戦の試合中に痛みを訴え途中交代。一夜明けたこの日、五輪選手村の医療施設で精密検査を受けた結果、「左足第2中足骨骨膜炎の悪化」と診断された。ベンチ入りして途中出場に備えたが、今後のスタメン復帰は絶望的な状況。日本代表は不動のレギュラーを欠いたまま金メダルを目指すことになった。
チームバスに乗り込む姿が痛々しかった。ホテルを出発する際、川崎は荷物をスタッフに預け、左足を引きずって慎重に階段を下りた。一般的に重度の骨膜炎は疲労骨折や剥離(はくり)骨折を引き起こす危険性が高いとされている。プレーを続ければ大きな故障を招く可能性もあり、無理はさせられない。走攻守における大きな戦力を失うことになった。
それでも星野監督はキューバ戦で3安打を放った活躍を振り返ってこう言った。「最近の若者にも、こういうやつがいるんだな。薩摩隼人だな。ほかの選手にも、ああいう思いは伝わるはずだ。何で連れていったんだと言われるかもしれんけど、言わせておけばいい」。逆境を勝利の力へと変える。
[2008年8月15日9時4分 紙面から]
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