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絶不調男成瀬7回10K0封/野球

4回裏2死二、三塁、連続三振でピンチを脱した成瀬と里崎はガッツポーズ
4回裏2死二、三塁、連続三振でピンチを脱した成瀬と里崎はガッツポーズ

<北京五輪・野球:日本1-0カナダ>◇18日◇1次リーグ

 絶不調男が星野ジャパンをがけっぷちから引き上げた。先発した左腕成瀬善久投手(22)がカナダを7回2安打10奪三振の無失点に抑え、勝利を手にした。シーズンで苦しみ、五輪直前のオールスターでは最悪に打ち込まれた。だが、大舞台でストレートは走りスライダーが切れ、今季最高の投球で、ベテラン稲葉篤紀外野手(36)の本塁打の1点を守った。日本逆襲のターニングポイントとなる快投だ。

 成瀬は開き直った。4回裏1死二、三塁。この日唯一にして最大の危機で、本来の持ち味である攻撃的なスタイルを貫いた。「一塁が空いていたので、ぶつけてもいい、ぐらいの気持ちでいった」。4番ソーマンは高めの直球で、5番ウェグラーズは変化球で空振り三振に仕留めた。ここを切り抜けると、もうピンチはやって来なかった。

 4回以外はすべて3者凡退という完ぺきな投球。10奪三振の力投で7回を無失点に抑えて、藤川にバトンを渡した。ロッテでも女房役を務める里崎が「キレキレ。ズバズバ。今年一番のピッチング。急に去年の成瀬に戻っちゃった」と興奮気味にまくし立てるほど、圧巻の86球だった。16勝1敗という驚異的な成績をマークした昨季の姿を取り戻した。

 今季は苦しみ続けた。ロッテでは6勝6敗。オールスター第2戦は球宴ワースト記録の11安打を浴びて8失点した。自信を失いかけた左腕は、代表の主将宮本から「オールスターもいい思い出じゃないか」と笑顔で肩をたたかれ、気持ちが少し楽になった。「自分は落ちるところまで落ちた。もう開き直るしかない」。日本代表の仲間に支えられ、どん底まで落ちた成瀬の調子は上昇カーブを描いていった。

 午前10時半開始のデーゲームで、チーム宿舎出発は7時半だった。前夜は緊張からなかなか寝付けなかった。ロッテでは寝坊、遅刻の騒ぎを起こしたこともあり「睡眠は4時間ぐらいです。寝坊も怖いし、1時間おきに目を覚ましてしまいました」と“恐怖の夜”を苦笑いで振り返った。「今日をいいきっかけにして、去年のようにいいピッチングを続けていきたい」。厳しい戦いはまだまだ続くが、さすがにこの日はぐっすりと眠れたに違いない。【広瀬雷太】

 [2008年8月19日9時11分 紙面から]


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宿舎に入る星野監督
[2008年8月25日] 
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星野監督は険しい表情
[2008年8月25日] 
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会見する星野監督ら
[2008年8月24日] 
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優勝し李は大喜び
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落球するG・G・佐藤
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悔しそうな上原
[2008年8月24日] 



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