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ダル「準決先発と…」投手起用乱れ/野球

3位決定戦に敗れ、喜ぶ米国選手を見つめるダルビッシュ(中央)ら
3位決定戦に敗れ、喜ぶ米国選手を見つめるダルビッシュ(中央)ら

<北京五輪・野球:米国8-4日本>◇23日◇3位決定戦

 日本が誇る最強の投手陣が崩壊した。先発和田毅投手(27)は米国打線に3回途中4失点KOされた。救援した2番手の川上憲伸投手(33)も踏ん張れず、4失点した。6回からは成瀬-ダルビッシュと先発陣でリレーしたが、中盤までの大量失点が響いた。準決勝の韓国戦から2戦続けて継投に失敗した。今五輪で守護神・上原の登板も2試合だけ。重要な局面で豊富な投手力を十分に活用できないまま、屈辱の北京五輪が終わった。

 13日1次リーグ初戦のキューバ戦で先発を務めたダルビッシュが、五輪最後の8回のマウンドにいた。2死一、三塁のピンチを招いたが、何とか無失点に抑えた。これが胴上げ投手なら最高のシナリオだが、まさかの敗戦処理。日本のエースが試合後にもらした言葉が、起用法を含めた投手陣崩壊を象徴していた。

 ダルビッシュ 前から準決勝の先発と言われていたし、(監督の言葉を)テレビでも見た。そのつもりで準備していた。キューバ戦の後に修正して、状態は良かった。準決勝を自ら回避した? そんなことはない。力を出し切る自信はあった。(キューバ戦後は)ギリギリまで(どの試合で先発か中継ぎか)投げるところが分からなかった。

 起用法に戸惑いを隠せなかった。1戦目のキューバ戦はダルビッシュ、続く14日の台湾戦は涌井、4戦目の16日韓国戦は和田の先発が開幕前から決定していたが、それ以外の試合の先発は流動的だった。ダルビッシュはキューバ戦で5回途中4失点KOと不調。次回登板を含め、首脳陣と意思疎通がはかれていなかった。ダルビッシュの扱いもそうだが、先発か中継ぎか役割分担が明確にできず、投手起用もうまくコントロールできなかった。

 準決勝からの2試合で継投が失敗した。前日の韓国戦は岩瀬が李に決勝2ランを浴び、後を受けた涌井も不慣れな中継ぎで傷口を広げた。この日の米国戦は先発和田が3回途中で4失点KOされ、2番手の川上が炎上。川上は今五輪でチームで最多となる5試合目の登板。中日のエースは慣れない経験に限界点を迎えていた。5回に3本の長打を浴び4失点した。

 川上 ひと踏ん張りできなかった。去年からここだけを目標にやってきて、それだけにショックです。

 星野監督がこだわった岩瀬、川上の起用がことごとく裏目に出た。元をたどれば投手陣の編成にあった。大野投手コーチは「先発、抑えの割合を間違えた。リリーフ専門の人を選べばよかった。バランスの問題。この1イニングを、と任せられる人がいなかった」と振り返った。

 岩瀬、藤川、上原の救援トリオは豪華だが、3人必要な展開は、そうあることではない。連投できる中継ぎが不在だった。上原は結局、2試合に登板しただけ。「総力戦」と言いつつ10人の投手陣をフル活用できなかった。予想しなかった4位の結果に問題が噴出する。ただ12年ロンドン五輪では、野球種目は実施されない。この反省は日本代表を編成する来年3月のワールド・ベースボール・クラシックに生かすしかない。【田口真一郎】

 [2008年8月24日9時5分 紙面から]


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宿舎に入る星野監督
[2008年8月25日] 
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星野監督は険しい表情
[2008年8月25日] 
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会見する星野監督ら
[2008年8月24日] 
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優勝し李は大喜び
[2008年8月24日] 
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落球するG・G・佐藤
[2008年8月24日] 
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悔しそうな上原
[2008年8月24日] 



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