日本追い上げるも…五輪消滅/バスケット
<女子バスケット・北京五輪世界最終予選:キューバ66-58日本>◇14日(日本時間15日)◇敗者復活戦◇マドリード
【マドリード=山本孔一通信員】世界15位の日本が2大会連続五輪出場を逃した。五輪代表決定予備戦で同8位の格上キューバに58-66で惜敗して終戦した。序盤からシュートミスやパスミスを連発。ディフェンスリバウンドでも劣勢を強いられ、前半だけで11点の大差をつけられた。第4クオーター(Q)に追い上げたが、五輪切符の獲得はならなかった。
北京五輪出場の夢は、はかなく消え去った。試合終了のブザーが鳴り響くと、日本選手たちはがっくりと肩を落とした。13日のチェコ戦敗退後、ベテラン浜口(現姓小磯)が「五輪切符を取れると信じている」と話していたが、その言葉を実現することはできなかった。
必勝が求められた重圧がのしかかったのか、序盤からミスを続出した。パスミスから速攻を許す場面も多く、勝負の鍵を握る3点シュートの成功率も前半は17%。相手のエースで192センチのブレに攻守ともに制空権を握られリバウンドも取れず、点差を広げられた。
昨年から日本協会が幹部の権力闘争により内紛。選手無視の不毛なパワーゲームにより、一時は五輪出場権を獲得しても出場できなくなる可能性も浮上した。苦しい状況下で2大会連続五輪出場というバスケット界の希望を背負ったが、キューバに引導を渡された。
第4Qに大神(マーキュリー)を中心とした攻撃で一時は3点差まで追い上げながら、あと1歩届かずに終戦。今後は191センチの17歳渡嘉敷(桜花学園高)などをベースとした世代交代を果たし、4年後のロンドン五輪を目指す。
[2008年6月15日6時56分 紙面から]
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