北本、竹屋組「悔しい」5位/カヌー

- 5位入賞を果たした北本(右)、竹屋組(撮影・田崎高広)
<北京五輪:カヌー>◇23日◇女子カヤックペア500メートル決勝
カヌーのフラットウオーター女子カヤックペア500メートル決勝で北本忍(31=富山県体協)竹屋美紀子(28=山形・谷地高教)が、銅メダルに1・163秒差の1分43秒291で5位に入った。スタートが決まり250メートル手前で1度は3位に浮上。終盤に順位を下げたが、日本女子として今大会3回目の入賞を果たした。日本カヌーの1大会入賞3は84年ロサンゼルス大会以来2度目の快挙となった。
肩、腕…すべての筋肉をパンパンにして、オールをこいだ。「5位」。悲願のメダルに届かなかっただけに、北本と竹屋は「悔しい思いでいっぱいです」と口をそろえた。
決勝に向け、スタートを変えた。これまで1回だったダッシュを「最初の50メートルをダッシュして、その後15メートルをリラックス。再び20メートルで第2ダッシュ」と北本。スタートがはまり、250メートル地点前に3位浮上した。
アテネ五輪後、相性を考慮され05年8月にペアを結成。アテネ前より練習量を倍増させ、1日65キロを漕いだこともある。竹屋が「今は北本さんの動きで何を考えているかが分かる」と言う。
日本カヌー連盟も、今大会で4位入賞した竹下の女子スラローム・カヤックと女子フラットウオーター・カヤックに強化資金を集中。05年には本場ハンガリーに強化拠点を作った。数百万円の借金は現在も返済中だが、それが3種目入賞という成果につながった。
北本が「競技人生の中で最高の状態で臨めた」と話し、竹屋は「外国勢より練習量と粘り強さは私たちが上と思う」。4年後のロンドン五輪については2人とも口を濁したが、今大会の躍進が日本カヌー界にもたらす影響は大きいはずだ。【菅家大輔】
[2008年8月24日8時21分 紙面から]
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