開幕当日に1万組!! チュ~国は「五輪婚」ラッシュ
2008年8月09日
五輪開会式が行われた8日、北京の街は「五輪婚」ラッシュでも盛り上がった。中国で縁起がいいとされる「8」が3つ重なる「08年8月8日」でかつ、五輪が始まる日とまさに超スペシャルデー。婚姻登記所には朝から“五輪カップル”の行列ができ、1日の結婚数としては北京市過去最高を記録する見込み。人前であまりキスしない北京の若者だが、この日は解禁。口々に「興奮してる!」と話すと、公衆の面前でブチュブチュ口づけを交わしまくる、五輪会場に負けぬ熱~い光景が繰り広げられた。
興奮する
北京市朝陽区の朝陽区民政局婚姻登記所ではこの日朝から、満面に笑みを浮かべたカップルの行列ができた。婚姻届が受理されると、屋外で次々記念撮影。地元メディアのカメラの前で人目もはばからず、唇と唇を合わせ、熱いキスを交わす男女が続出した。結婚証明書を広げて周囲に見せるカップルもいた。地元男性は「あまり人前でキスしない中国人が、ここまで次々口づけするのは珍しい」と目を丸くしていた。この日ばかりはキス“解禁”だ。
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- 8日、朝陽区の婚姻登記所に婚姻届を出しに来た“五輪カップル”は人前で次々に熱いキスを交わした。左側は記念撮影の列に並ぶカップル(撮影・広部玄)
「五輪婚」を達成したカップルはみな興奮気味。高校時代の級友で、現在ともに25歳で会社員の2人は「今日は五輪の開幕日だし、縁起がいい日。とても特別な日。異常なほど興奮している」と抱き合った。ともに五輪をイメージした5色の腕輪をした男性26歳、女性25歳のカップルも「猛烈に感動している。こんな特別な日はない」と話した。
中国では「8」は「バー」と発音。「発展する」「儲かる」を意味する「発(ファー)」と発音が似ていることから、縁起がいい数字とされてきた。この日は08年8月8日と「8」が3つ。さらに記念すべき五輪開幕日のため「縁起が良すぎる日」。婚姻届提出殺到が予想された。
そのため、北京市民政局では6月20日~8月5日までの期間、「8月8日婚姻届提出」の事前予約を、市内の登記所やネットで受け付けた。5日の時点で予約したカップルは1万組以上に達したという。
離婚も2組
朝陽区民政局婚姻登記所によると、8日は午前6時~午後6時まで婚姻届を受け付けた。登記所とネットを合わせ計2418組が事前予約。予約していない組も午前10時半現在で約80組に達し、担当者は「朝陽区で1日の婚姻届件数としては今日が過去最高です」。
崇文区民政局婚姻登記所でも、1日で過去最高の約600組の婚姻届が受理された。早朝行列ができたため、予定を1時間早め、午前5時に受け付け開始。この日、離婚届も通常通り扱い「正午までの段階で2組、離婚届を扱った」(担当者)といい「五輪離婚」カップルもいたようだ。
出産日調整
地元紙などによると、8日、中国国内で約1万組のカップルが誕生したとみられるという。また、一部病院には「8月8日に出産したい」と出産日調整を希望する母親の問い合わせが寄せられた。市内のある総合病院では「本来自然であるべき子供の出産日を、予約で決めるのはおかしい」と困惑。「超ラッキーデー」をめぐっては、大会以上にさまざまな思惑がヒートアップした。
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- 横断幕に記念のメッセージを書き込んでいた



