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コラム


安いけど大変タクシー事情

2008年8月22日

 五輪取材も20日間がすぎて、ようやく北京のタクシーにも慣れてきた。運転手は安心できる人と、できない人に分けられる。私なりにそれを見分ける法則を発見した。条件は2つ。(1)少しでも英語がしゃべれる(2)地図(中国語表記)を理解できる。2つとも満たしていないと、苦い思いをする。途中で「分からない」と降ろされたことが何度もあった。ちなみに私が中国で真っ先に覚えた単語は「右」「左」「真っすぐ」の3つの言葉だった。

 混雑時にタクシーを拾うのもひと苦労する。周囲のとの争奪戦になる。自分よりも前方で手を上げている人がいればまず拾えない。前に移動すると、その人もさらに私の前方に移動する。そこにまた別の人が加わる。その繰り返し。乗りたい場所から数百メートルも移動することがしばしばあった。結局、これを繰り返せば目的地に着くのでは、と思ったりもした。

 タクシーから降りるときも、すぐに次に乗りたい人たちが集まってくる。何と私が清算を終える前に、家族連れが乗り込んできて、身動き取れなくなったこともあった。やせている私が見えなかったのか? さすがに運転手も苦笑いをしていた。乗車料金は日本の5~7分の1程度。これが唯一日本のタクシーよりいい点だろう。だから少々面倒でも、気軽に利用できる。【山口晃】




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