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動き硬い!丁寧な演技を!!

2008年8月10日

 全体的に見て、日本選手の動きは硬かった。連覇がかかっているというプレッシャーがあったのかもしれない。特にあん馬で2人が落下したのが大きく響いた。得点が伸びなかったつり輪も、静止時間の問題で(難度を評価する)A得点が加算されなかった部分があった。丁寧な演技をもう1度心がけてほしい。中国を相手にする場合、1つのミスが命取りになる。
 それにしても中国は強い。昨年のシュツットガルト世界選手権に比べても、今回に向けてしっかりと仕上げてきた感じだ。日本は決勝で金メダルを意識せず、チャレンジャー精神で臨んだ方がいい。演技者全員の得点が採用される「6―3―3方式」では、何が起こるか分からない。「あれだけ失敗しても2位にいるんだ」と前向きに考えることが必要だろう。(アテネ五輪体操男子監督、現順大監督)

加納実(かのう・みのる)

 1951年(昭和26年)1月20日、埼玉県生まれ。蕨(わらび)高から順大。同大大学院に進み、現在は同大教授。04年7月に日本代表男子の監督に就任しアテネ五輪でチームを率いた。163センチ、58キロ。




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