日本男子団体銀メダル/体操

- 最後の種目の鉄棒を終え、チームメートに迎えられる冨田洋之(共同)
<北京五輪:体操>◇12日◇男子団体総合決勝
日本が銀メダルを獲得した。ライバル中国が金メダルに輝いた。日本は連覇こそならなかったが、メダルは死守した。
【最終種目】 鉄棒。逆転銀メダルへ、1番手は中瀬。コールマンを決めるなど確実に演技を進め、最後は伸身の新月面宙返り。着地はわずかに乱れたが、15・525をマーク。1人目を終えて(米国の最終種目はあん馬)、米国を逆転! 2位に浮上した。
2人目の内村は3つの離れ技を決め、場内を沸かせる演技で15・450とした。
ラストは冨田。着地をピタリと決め、15・625をたたき出し、全種目を終え米国を上回った。
【5種目終了時】 5種目を終え、上位は1位中国、2位米国、3位日本。日本と米国の差はわずか1・700。中国との差は6・900と、大きくリードされた。
【5種目目】 平行棒。トップに立っている中国が、着実に得点を重ねた。3人とも16点台をマークして49・025点を加算した。
坂本は、演技が停滞してしまうミスがあり、15・000と得点を伸ばせない。
内村は、なんとか踏ん張った。ほぼミスなく演技を続け、着地はわずかに乱れたが、15・925をマークした。
冨田も、わずかに着地が乱れたものの安定した演技を披露。16・150をマークした。
【4種目終了時】 4種目を終え、1位中国、2位米国、3位日本、4位フランス、5位ロシア、6位ルーマニア、7位ドイツ、8位韓国となっている。
【4種目目】 日本は跳馬で得点を伸ばせない。鹿島、坂本がともに着地が乱れ、ともに15点台。3人目の内村がなんとか踏ん張り、16・150をマークし、この種目46・750で終えた。
後に演技の中国は、15・950、16・600、16・775と着実に得点を伸ばした。
日本と中国の差は4・950点に広がった。
【3種目終了時】 3種目を終え、日本は4位。中国との差は2・375に広がった。
【3種目目】 つり輪。中国が得意の種目で先に演技し、得点を伸ばした。3人目とも16点台の48・875点とし、日本に重圧をかけてきた。日本は46・900点で、3種目を終えての中国との差は2・375。
日本は、中瀬、坂本、冨田の順番。中瀬は中盤で連続技を決めた。フィニッシュの伸身の月面宙返りでは、着地で左足がわずかに後ろへ流れた。得点は15・425。
坂本は、着地で崩れそうになるところをなんとかこらえ、予選と同じ15・525。
3人目の冨田が踏ん張った。ミスなく演技を終え、着地もピタリ。こぶしを固め、両腕を広げて会心の演技をアピールした。得点は15・950。
【2種目目】 あん馬。日本は大きなミスなく、45・575点でまとめた。中国が得点を伸ばし、2種目を終えて、日本は中国に逆転された。その差は0・400。この時点で日本は8チーム中、6位。
冨田がトップバッター。予選ではあん馬でのミスが響き、中国に差をつけられるプレッシャーのかかる種目となったが、エースがきっちり演技し、着地すると両手を突き上げた。得点は15・150。
2人目の坂本は大学生。プレッシャーをはねのけ、14・850でまとめた。
3人目は鹿島。トレードマークの「メリーゴーランド」を封印し、確実性を重視した演技で、15・575と得点を伸ばした。
日本の後に演技の中国は、日本の演技に重圧を感じたのか、1人目が最後のところで大きくバランスを崩し、14・750に終わった。2人目も15・175と得点を伸ばせない。しかし3人目がほぼ完ぺきな演技で16・100と高得点をマークし、日本を逆転した。
【1種目目】 日本が3人とも15点台の合計45・975点で、中国を0・050点リードした。
日本はライバル中国とともに床運動からスタート。トップバッター中瀬が安定した演技を披露したが、最後の着地が乱れ15・000となった。
2人目の沖口も最後のムーンサルトで着地に失敗、右足が後ろに流れ、得点は15・275。.
3人目の19歳・内村は、フィニッシュの3回ひねりの着地をピタリと決め、15・700と得点を伸ばした。
【間もなく開始】 予選を通過した8チームによる男子団体総合の決勝は、日本時間午前11時から始まる。予選2位の日本と、同1位の中国が同じ組で床運動からスタート。あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の順で演技する。
2連覇を目指す日本は、エースの冨田洋之(セントラルスポーツ)と、大学生コンビの内村航平(日体大)坂本功貴(順大)の3人が4種目を演技。
予選3位のロシアと同4位の韓国はあん馬から、同5位のドイツと同6位の米国はつり輪からそれぞれ演技する。
団体総合決勝は持ち点なし、決勝のみの得点で競われる。各種目3人が演技し、総得点で争う。
[2008年8月12日13時46分]
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