女王交代
2008年8月10日
金メダルを獲得したドゥミトルと谷の準決勝を見ると「女王が交代した」と言わざるをえません。谷はドゥミトルと組むことを嫌がっていました。2度組まれた時も腹ばいになって投げから逃れた。それを副審が見逃さなかった。それが最後の指導につながった。
昨年の世界選手権を制した時のような相手のスキをつき、ポイントを奪う柔道は、世界の強豪たちに研究され、もはや通用しなくなったという印象です。ただ金メダルを逃したとはいえ、気持ちを切り替えて銅メダルを獲得したのは見事。
彼女が現役を続行するなら、3位決定戦のように開き直って相手と組む柔道を取り戻すべきです。年齢的に難しい問題もあるでしょうが、それが復活への近道になると思います。(84年ロス五輪60キロ級金メダリスト)




