寝技上手が結果残した
2008年8月16日
強烈な重圧の中での石井の金メダルには感服しました。ポイントでリードして、流れを持ち込む展開に、勝利への執念を感じました。鈴木選手が敗れるなど厳しい状況下で結果を出すのはケタ外れの度胸です。
惜しくも敗れた塚田も世界選手権で2連敗している相手に、最後まで攻め続ける姿勢はすばらしかった。ベストマッチです。
今大会を総括すれば、寝技のうまい選手が結果を出せることが証明されました。内柴、石井、上野、谷本はしっかり組んで、倒しにいき、素早く寝技へ持ち込む。海外勢の変則スタイルに苦しむ選手もいましたが、日本の伝統的な柔道を突き詰めれば負けないことが、はっきりしました。
若い選手が結果を出せなかったのには、私たち指導陣の責任もあるかと思います。ロンドンまでにもっと選手を追い込み、石井のように精神面から鍛えなおすことが不可欠かと思います。(84年ロサンゼルス五輪男子60キロ級金メダリスト)




