鈴木vs康生は引き手取った方が優位
体重無差別で柔道日本一を争う全日本選手権(29日・日本武道館)で北京五輪の男子100キロ超級の代表が決まるだけに、注目度は高い。
棟田康幸(警視庁)石井慧(国士舘大)井上康生(綜合警備保障)に、大会連覇を目指す鈴木桂治(平成管財)の有力4選手は順当にいけば準決勝で激突する。有力者が対戦した場合、その対戦を予想する。
▽鈴木桂治-井上康生
対戦成績は3勝3敗1分けで、2004年の全日本選手権以来の顔合わせ。組み手は鈴木が左、井上が右のけんか四つ。互いに釣り手でけん制し合う展開になるだろう。
鈴木は左小外刈りなど得意の足技で自分の間合いに持ち込みたい。井上は右の釣り手の使い方が鍵。うまく揺さぶって内またで攻められるか。ともに1本を取れる大技を持つだけに、先に引き手を取った方が優位だ。
▽棟田康幸-石井慧
初対決。組み手は左の相四つ。棟田は得意の接近戦に持ち込めば力を発揮する。積極的に圧力をかけて主導権を握り、支え釣り込み足などで崩し、素早く畳み掛けたい。
石井は棟田にくっつかれないよう、突いて間合いを取るだろう。動き回って体落としなどで攻めたい。組み際の大内刈りも相手を揺さぶるのに効果的だ。得意の寝技は相手のスタミナを奪う大きな武器となる。
[2008年4月28日17時33分]
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