石井「自分の柔道」で金メダル/柔道

- 優勝を決めた石井慧は感無量の表情で両腕を突き上げる(撮影・蔦林史峰)
<北京五輪:柔道>◇15日◇男子100キロ超級決勝
ニッポン柔道の威信を守った。若きエースの石井慧(21=国士舘大)が決勝でタングリエフ(ウズベキスタン)を破り、初出場で金メダルを獲得した。
石井は準決勝までオール1本勝ちを収めて決勝に進出。最後は攻めてこない相手に慎重に戦い、優勢勝ちを収めた。「決勝戦の戦いが自分の柔道。冒険をせずに完全に勝てばいい」。派手な1本勝ちではなかったが、勝負に徹しきって世界王者の座をつかみ取った。
大粒の汗を流しながら優勝インタビューを受けた石井は「自分が優勝できたのも、付き人や先生やサポートしてくれた人々のおかげです。これで慢心することなくやっていきたい」と感謝の言葉を並べた。
準決勝ではグジェジアニ(グルジア)を下して決勝進出を決めた。序盤から前に出る石井らしい柔道を展開。相手に指導が1つある状況で、終盤に大内刈りで有効のポイントを奪い、終了間際に上四方固めで押さえ込むと戦意を喪失した相手が「参った」をして、石井の勝利が決まった。
この日の塚田の銀で女子は金2、銀1、銅1の4個のメダルを獲得。一方、男子はここまで内柴の金1つと不振だったが、最後に2つめの金メダルをもたらした。
[2008年8月15日21時18分]
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