100キロ超級石井「欧州1人旅」武者修行

- 講道館で行われた全体練習で相手の道着を脱がせる勢いで圧倒する石井
北京五輪男子100キロ超級代表の石井慧(21=国士舘大)が「欧州一人旅」で技を磨き、金メダルをつかむ。男子代表の斉藤仁監督(47)が14日、石井に対して、6月上旬からフランス→ベラルーシを2週間にわたり移動する独自の合宿日程を課すことを明かした。左臀部(でんぶ)の故障をじっくり治した上で、苦手の旧ソ連勢対策にも取り組むスペシャルプランで頂点を目指す。
男子最重量級の新エースが「欧州一人旅」を経て五輪金メダリストを目指す。この日、石井は都内で行われた実業団合同練習会の練習に男子代表の一員として参加。左臀部の故障が完治しておらず軽いメニューに終始したが「故障は9割治った。今は五輪に集中したい」と意欲を表した。
柔道世界一の座をつかむため、石井には「独自日程」が用意された。外国勢研究のため男子代表は欧州で合宿を行う。本隊は24日に出発するが、石井はまず完治を優先。6月6日に日本を発ち、最初の1週間はフランス、同15日からはベラルーシでの合宿に約1週間参加する。
同級担当の正木嘉美コーチが帯同するとはいえ、選手は1人。外国勢にもまれ集中した練習をこなすことが可能だ。石井は「欧州にもう1回慣れて完ぺきに研究、確認したい」と狙いを説明した。
特に欧州連盟主催で、強豪がそろう予定のベラルーシ合宿には意味がある。斉藤監督は「旧ソ連系の選手と練習したいというので、石井1人だけ遅れて渡欧させる」と説明。旧ソ連系が得意とする隅返しなどの「奇襲」を苦手としているだけに、その対策を積む絶好の機会だ。
来週からは都内で乱取りなどの激しい練習を再開する予定。「五輪で金メダルを取ることで子供たちに夢を与えたい」と話す男が、着実に栄光へのステップを刻んでいく。【菅家大輔】
[2008年5月15日8時34分 紙面から]
最新ニュース
- 不吉だから!?柔道石井が4年後の主将拒否 [29日07:29]

- 石井と斉藤監督
- [2008年8月27日]

- 上野・中村が結果報告
- [2008年8月20日]

- 1番ポーズの石井
- [2008年8月18日]

- 帰国した柔道陣
- [2008年8月17日]

- 金メダルを見せる石井
- [2008年8月16日]

- 石井は感極まり絶叫
- [2008年8月16日]




