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「ピチピチ」違反柔道着一掃へ測定機導入

 全柔連は11日、都内の講道館で専門委員長会議を開催し、北京五輪で導入される新たな「柔道着測定器」の完成品を報告、公表した。これまでの測定器とは異なり、袖の幅などをより正確に素早く計測することができるという。欧州勢が、組み手で持てないほどの「ピチピチ柔道着」を使用することが問題視されているが、新兵器導入で違反柔道着が駆逐されれば、組み手重視の日本にとっては追い風が吹くことになる。

 北京五輪日本選手団総監督も務める全柔連の上村春樹専務理事(57)は会議後、新測定器を手に「新しい測定器はより正確に簡単に柔道着を計れる。水着と違って柔道着で強くはなれないが、(違反柔道着を使って)試合がしづらくなるのはよくない」と断言した。

 問題視されるのは、自分の体にフィットする一回り小さい柔道着を着用して袖のたわみ(幅)を少なくし、組み手争いで柔道着を持たせづらくするもの。加えて胸に何重もの編み込みを施し、繊維の硬度を上げて持たせづらくするものも、欧州勢が使用するケースが多い。事実、2月のオーストリア国際男子60キロ級準決勝で平岡、ドイツ国際同決勝で野村を破ったペイシャー(オーストリア)の着用した柔道着については、関係者からも「袖がピチピチでつかむことは極めて難しい」という声が出ていた。

 これまでの柔道着の外から計測器を当てて袖のたわみを計るものより、今回の袖の中に測定器を入れるタイプの方が正確な測定が可能。試合前の慌ただしい状況下でも、「だいたい」の測定で済むことがなくなり、違反柔道着を確実に排除することができる。

 3月にアブダビで行われた国際連盟理事会で、国際連盟側が全柔連に開発を依頼。水着問題で揺れたミズノ社が作成を間に合わせた。上村専務理事は「金型を作るのに、ン百万円後半の金額がかかった」と話した。既に北京五輪導入が決まっており、今以上に柔道着チェックが厳格になれば、組み手が勝負の鍵を分ける日本柔道にとっては有利に働くはずだ。【菅家大輔】

[2008年6月12日6時47分 紙面から]

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