鈴木「びっくり背負い」2階級制覇へ秘策

- 技の入り方を入念にチェックする100キロ級の鈴木桂治
北京五輪柔道男子100キロ級代表の鈴木桂治(28=平成管財)が「びっくり背負い投げ」で五輪史上3人目の2階級制覇を目指す。熊本県八代市内での男子代表合宿が1日、公開された。鈴木は五輪に向けて背負い投げに磨きをかけていることを明かした。
「相手を驚かせるための背負い投げを練習してます。“びっくり背負い”みたいな」。足技や内またをベースとした戦いの鈴木は背負い投げの使用頻度は少なかった。だが、得意技を徹底研究された現状を打破するため、積極導入する。相手へのフェイントや得意の足技への連絡技、さらに「うまくポイントを取れればいい」との狙いもある。
5月下旬から約2週間の欧州合宿では「外国勢に背負いを見せて、僕が背負いを使う印象をつけてきた」。アテネ五輪は本職ではない100キロ超級で金メダルを獲得したが「前回は(100キロ級の選考会で)負けて(100キロ)超級代表に選ばれた。今回は勝って代表。金メダルを取りたい」と言い切る。
過去、五輪の2階級制覇はルスカ(72年ミュンヘン五輪で重量級、無差別級)とレジェン(88年ソウル五輪の78キロ級、92年バルセロナ五輪の86キロ級)の2人のみ。「2階級制覇は考えてない」と話すが、びっくり背負い投げがはまれば、快挙に大きく近づくはずだ。【菅家大輔】
[2008年7月2日8時22分 紙面から]
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