柔道平岡“金言”胸に1本よりも勝利を
男子60キロ級の平岡拓晃(23=了徳寺学園職)が金メダリストの体験談を胸に1本よりも勝利にこだわるスタイルを貫く。5月に負傷した左ひざ内側側副靱帯(じんたい)損傷の痛みを抱えながら代表合宿に参加。本来の調子を取り戻せない中、88年ソウル五輪で右ひざ半月板と靱帯の故障を抱えながら95キロ超級で金メダルを獲得した斉藤監督から好アドバイスをもらった。
「ソウルでのオレの心理と同じだ。絶好調の柔道ではなく、勝ちにこだわれ。ひざが痛いならば柔道を変えてもいい」。この斉藤監督の助言が、技のキレが持ち味となる平岡の不安を一掃した。「(得意の)背負い投げにこだわっていない。背負いは読まれているし、1本を取れなくても勝つことを考えないといけない」。軽量級の新エースが自らのスタイルを捨て、勝負に徹して金メダルを狙う。
[2008年7月16日7時12分 紙面から]
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