中国が報道陣へのネット規制継続
北京五輪を取材する報道陣に対しては解除すると約束していたインターネット規制を、五輪の取材拠点となるメーンプレスセンター(MPC)が本格稼働を始めた25日も中国側が続けていることが分かった。
中国では外国メディアのサイトにアクセスできなくするなどの規制を日常的に行っている。国際オリンピック委員会(IOC)は4月に北京で開いた同五輪調整委員会で解除を要請し「大会中の報道陣はアクセス制限を受けない保証を中国側から得た」と説明していた。しかし、MPC内に敷設された回線では、英BBC放送の中国語サイトやチベット関連団体のサイトなどにアクセスできなかった。
IOC広報は25日、共同通信の取材に「中国側はメディアに対し、これまでの大会と同様の労働環境を提供することを保証している。既に取材活動を開始しているメディアにも、すべての必要な条件が満たされることを希望する」と述べ、北京五輪組織委員会に改善を促す考えを示した。
組織委の孫偉徳・新聞宣伝部長は「五輪期間中は報道活動に支障がないインターネットサービスを提供する」との見解を繰り返し「期間中とは開会式の8月8日からか」との問いには「五輪期間中だ」と明言を避けた。
[2008年7月25日22時38分]
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