4年後ロンドンは「平和の祭典」へ回帰
国家の威信を懸け政治の影がつきまとった北京から、五輪旗がロンドンに渡った。1908年、48年に続く3度目の開催となるロンドンは、近代五輪をリードしてきた自負を背景に、2012年開催で新たな五輪像を打ち出す構え。五輪本来の理念である「平和の祭典」を重視、欧州が得意とする環境技術を駆使した「エコ五輪」も目指す。音楽や演劇など英国が誇る豊富な文化面のソフトを総動員、弾けるような「お祭り感覚」が最大の持ち味になる。
24日午後のロンドン。未明からの雨が上がり、バッキンガム宮殿周辺には数万人の市民が繰り出した。大型スクリーンに五輪旗引き渡しのシーンが映ると、歓呼の声が響きわたった。
キーワードは「すべての人のための五輪」(ロンドン五輪組織委員会)。北京の閉会式にも登場したサッカーのベッカムやレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジら大スターを動員するなど「スポーツにとどまらない独創性」(コー同組織委会長)を前面に、“ワクワク感”の演出を狙っている。
[2008年8月25日9時20分]
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- ロンドン五輪
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