監督会議で五輪危機管理マニュアル配布
日本オリンピック委員会(JOC)は18日、東京・北区のナショナルトレーニングセンターで第2回監督会議を開き、日本選手団危機管理マニュアルを配布した。A5サイズで、25ページに及ぶ冊子には、大会を安全に乗り切るための「秘策」が詰まっている。
(1)プレゼントに気をつけろ ファンからの贈り物はうれしいが、特に梱包(こんぽう)された物は十分に確認してから開封すべし。
(2)窓際に座るな レストランなどはガラス飛散の危険を考えて窓側より奥の席に座るよう心掛けるべし。
(3)空港や公園に長居するな 爆破物が仕掛けられやすい場所は長居を避ける。空港、駅などの公共施設、記念碑がある公園などは長時間滞在を避けるべし。
(4)出口経路を暗記しろ 飛行機に乗ったら万が一に備え、出口までのイスを数え、真っ暗な状況下でも脱出できるようにすべし。
(5)誘拐に気をつけろ 車を追尾される気配があったら、交差点の左折を繰り返し、同じ道路に戻っても追ってきた車は追尾車と考えるべし。最寄りの警察などの前で停車し、助けを求めるべし。
このほか、テロ、火災、地震に遭った時の対処法にまで触れられている。また、大気汚染対策として、JOCが選手用にマスク500個を準備した。危機管理マニュアルは、これまでの大会でも配布されてきた。だが、今回はさらにバージョンアップ。成績アップのために、まずは競技外でも万全を期す。
[2008年7月19日10時0分 紙面から]
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