柔道泉の応援TシャツNG不安
マグロの一本釣りで知られる大間町(青森)出身の柔道男子90キロ級泉浩(26=旭化成)の応援団が、トレードマークとなった「マグロ一筋」Tシャツの着用や大漁旗の持ち込みを拒否される不安を抱えながら、12日に中国に向かった。
泉の父でマグロ釣り漁師の忠志さん(67)、金沢満春町長(58)ら17人は朝6時に大間町を離れた。仙台空港から経由地の大連で13人が降機したが、忠志さんら家族4人は14時間かけて北京入り。泉が銀メダルを獲得したアテネ五輪で有名になった「マグロ一筋」Tシャツを全員が携行した。
射撃クレー・トラップで4位入賞した中山由起枝(29=日立建機)の長女芽生ちゃん(6)が持ってきた寄せ書きされた日の丸でさえ掲示拒否された。また、北京五輪組織委員会は、特定企業をイメージするTシャツの2人以上の着用を認めておらず、企業ではないが「マグロ一筋」Tシャツの着用も微妙な状況だ。
忠志さんは「大漁旗は持って行く。現地に入れば何とかなるべ」と楽観視する。金沢町長は「今年のTシャツのマグロは金色。でも、大勢が同じものを着るのはよくない対応なんでしょ?」と不安をのぞかせた。
13日の試合の応援では、日の丸を意識して赤と白のTシャツを用意した。後援会事務局の竹村勇司さん(46)は「何か言われたら普通の格好にする。ルールにさからってまで着ないですよ。でも、大間町から来ていることは泉選手に分かってもらいたいな」とTシャツ着用にこだわった。
[2008年8月13日7時20分 紙面から]
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