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森本1トップ良さ生きない

2008年8月08日

<北京五輪・サッカー:米国1-0日本>◇7日◇男子1次リーグB組

 消極的な戦いでは、世界に勝てない。日本は4-5-1と、中盤を厚くして守りから入った。先制点を与えないという安全策を取ったが、全員が失点を気にしすぎて、積極的な攻めができなかった。勝負どころで中盤が無理して攻め上がる場面もなく、前半は無難にまとめただけ。相手に脅威を与えたのは21分のトリッキーなセットプレーだけだった。

 後半開始で、反町監督は勝負にいくべきだった。FWを投入し4-4-2にするだけで、細かい戦術説明をしなくても、選手は監督からのメッセージを感じ取れる。しかし動かず、同2分に失点した。19分にやっと2トップにしたが、その間の17分間が実にもったいない。采配の面で後手後手になってしまった。

 1トップでは森本の良さも生きない。ペナルティーエリア周辺で勝負するタイプだが、ボールが入ってこない。入ってきても、相手2人に一気に寄られてつぶされてしまう。前線で孤立し、下がりながらボールを引き出そうとしたが、下がりながらのプレーでは森本は怖くない。

 前半、サイドチェンジから右サイドの内田にボールが渡ると、何度かチャンスをつくれた。しかし失点してからは相手がラインを下げて8人で守っていたため、内田が突破するスペースが消された。そこで2列目からドリブルで展開を変える選手がいればよかったが、香川は既に疲れて突破できる余裕もなかった。

 残り2戦。采配も含め、やり返す気迫を見せてほしい。(日刊スポーツ評論家)

宮沢(みやざわ)ミシェル

 1963年(昭38)7月14日、千葉県生まれ。市原緑高-国士大-フジタ-市原。ディフェンダーとして活躍、J通算58試合2得点。93年1月にフランス国籍から日本国籍へ。06年から日刊スポーツ評論家。辛口で冷静な分析。




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