東京平山ヘッドで1号/ナビスコ杯

- 東京FW平山(奥)は清水DF青山直に競り勝ちゴールを決める
<ナビスコ杯:清水3-1東京>◇B組◇第1節◇20日◇日本平
東京FW平山相太(22)にとっての五輪イヤーのJ公式戦第1号ゴールは、代名詞のヘッドだった。前半15分。MF浅利の右クロスに対し、ゴール中央で待ち構えた。U―23代表の僚友、清水DF青山より頭1つ高く、190センチの巨体が伸び上がる。最高到達点で頭を振ると左隅へ決まった。
昨年はシーズン最初のゴールが決まるまでに公式戦10戦、計5カ月を要した。だが今年は15日新潟戦の出場機会なしの悔しさを晴らし、出場2戦目で決めた。1―3で敗れたため試合後は「試合の結果が1番大事。それに伴うようなゴールだったらよかった」と笑顔はなかった。だがゴール直後はお得意のアネルカポーズを披露。「今年は1、2点取ったぐらいじゃ喜ばない。大人になります」とシーズン前は宣言していたが、心の内の喜びは隠せず、あっさりと封印を解いた。
この日は井原コーチが視察し、状態をチェックしていた。昨年の最終予選終盤はレギュラーから陥落し、予選突破が決まった一戦は屈辱のスタンド観戦。「前回出場したアテネ五輪は自分の代じゃなくて五輪という感じがしなかった。でも今回は自分たちの代でメダルを獲得したい」。大舞台にかける思いが、平山を勢いに乗せる。【広重竜太郎】
[2008年3月21日10時11分 紙面から]
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