西川が俊輔代理人と契約、欧州移籍決意

- 今オフの海外挑戦を目指すU-23日本代表GK西川(撮影・PNP)
【トゥーロン(フランス)20日=山下健二郎】U-23(23歳以下)日本代表GK西川周作(21=大分)が、8月の北京五輪を足掛かりに欧州リーグ移籍を目指す。同代表のトゥーロン国際大会から帰国後の6月1日に、FIFA(国際サッカー連盟)公認代理人のロベルト佃氏(37)と契約することが分かった。同氏は日本代表MF中村俊輔や水野晃樹(ともにセルティック)らも契約する代理人。五輪での活躍を足掛かりに、早ければ来年にも海外挑戦が実現するかもしれない。
夢の国際舞台を目前に控え、西川は海外挑戦への意思を固めた。今月中旬までに、所属する大分FW高松の紹介でロベルト佃氏と面会。将来的な欧州クラブ移籍への窓口として、代理人契約することで合意した。「以前から、1度は海外に行ってみたいと思っていましたから。そういう意味で、五輪はチャンス。いい結果を出したい」と話す。
西川は、06年の反町ジャパン発足当時から正GKとして活躍。岡田監督率いるA代表の候補合宿にも2度招集されている。故障で戦列を離れた時期はあったものの、昨年の五輪アジア最終予選を含む国際試合10戦で計2失点と抜群の安定感を誇り、左足でのロングキックはJ屈指の呼び声が高い。北京五輪代表入りも確実視されている。
主に23歳以下の世界大会になる五輪は海外クラブの注目度も高く、実績を上げれば来年1月以降の移籍市場でリストアップされる可能性が高い。西川は「今のところ、特定の希望リーグはないです」と話し、同じU-23代表の水野と本田圭(VVV)FW森本(カターニャ)が、Jや五輪予選で功績を認められて移籍したことも刺激になったようだ。
海外移籍が実現すれば、GKでは01-02年~04年-05年シーズンにポーツマスとノアシェランに所属した川口能活(現磐田)以来となる。西川は「GKではあまり前例がないですが、だからこそやりがいがある。とりあえずは練習参加でもいい」と、欧州クラブにパイプを持つ佃氏の手腕に期待している。40年ぶりのメダル獲得に貢献し自身の夢と可能性を広げるつもりだ。
[2008年5月21日9時18分 紙面から]
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