反町監督OA枠大久保招集見送りも

- 大分での会談後、東京-千葉戦を視察に訪れたU-23日本代表反町監督
8月の北京五輪に出場するU-23(23歳以下)日本代表・反町康治監督(44)が29日、FW大久保嘉人(26=神戸)招集のためクラブ側と直談判し、失敗に終わった。年齢制限外のオーバーエージ(OA)枠での招集を拒否している神戸の安達貞至社長(70)と、大分市内で直接交渉したが、翻意させることはできなかった。30日午後4時の代表候補メンバー発表までに招集合意に至らなければ、7月7~9日に行われる強化合宿での招集を見送る可能性が出てきた。
大久保抜きで、五輪を戦うわけにはいかない-。反町監督は熱意をもって電撃交渉に臨んだ。この日午前に空路大分入りし、安達社長と日本協会・小野技術委員長の交渉に合流。代表監督が1選手の招集のために、クラブに直談判するのは極めて異例だ。約1時間、大久保招集への協力を切々と訴えた。
だが、安達社長の反応はつれなかった。顔をあわせるなり、開口一番「あんたとの間でやっとるんや。今更なんなんや」と怒りをぶつけられた。交渉の窓口は協会と理解していても「申し訳ありません」と頭を下げた。会談後に大分-神戸戦視察を申し入れたが、関係者によれば「安達社長が断った」ため、断念せざるを得なかった。
安達社長は「話し合いは平行線のままです。進展はない。明日の発表までにはまだ時間がある」と話した。右ひざに不安を抱える大久保の過密日程、チームの戦力事情を訴えてきたが、協会関係者が右ひざのことをクラブ側に確認したのは28日になってから。「選ぶ、選ぶの一点ばりで、チームドクターにも連絡がない」と協会のこれまでの対応を批判した。
電撃交渉が不発に終わった反町監督は、やむなく航空機に飛び乗り、当初から予定していた東京-千葉戦(味スタ)に試合開始30分後、駆けつけた。「申し訳ないけどコメントできない。明日の発表は20人前後。最終エントリーは来月中旬になる」と話すのが精いっぱい。日本協会はこの日午後10時ごろまでに神戸側から再度返答をもらう予定だったが、結局それもなかった。
協会は、30日午後4時の合宿メンバー発表ぎりぎりまで、クラブ側との交渉を続ける構え。それでも翻意させられない場合は、大久保の招集をいったん先送りするしかない。OAを含めた「五輪仕様」のチーム強化に一刻も早く取り掛からなければならない時期なのに、問題解決の糸口はなかなか見えてこない。
[2008年6月30日9時22分 紙面から]
最新ニュース
- 大久保は故障と神戸の事情で五輪絶望的 [30日19:38]
- 五輪男子代表候補発表、大久保は招集せず [30日18:12]
- 大分森重が北京生き残りへ手応え/J1 [30日08:41](写真あり)

- 新旧スター握手
- [2008年8月23日]

- 金メッシ
- [2008年8月23日]

- 国旗を羽織るリケルメ
- [2008年8月23日]

- 祝福受けるディマリア
- [2008年8月23日]

- 沢は大野に抱きつく
- [2008年8月23日]

- 成田到着の沢選手ら
- [2008年8月22日]



