遠藤に発熱、倦怠感…五輪候補合宿は微妙
G大阪MF遠藤保仁(28)が2日のナビスコ杯準々決勝第1戦・横浜戦(金沢)を欠場することが1日、決まった。6月30日から発熱が続き、倦怠(けんたい)感も訴えているため、この日は遠征に帯同せずに自宅で静養した。北京五輪代表候補にただ1人、オーバーエージ(OA)枠で選出されたが、回復が遅れた場合は7~9日の同代表候補合宿を回避する可能性もある。
ナビスコ杯に向けて金沢入りしたG大阪に、遠藤の姿はなかった。6月30日に発熱し、五輪に向けたメディカルチェックをキャンセル。一夜明けたこの日も37度台の熱が下がらず、倦怠(けんたい)感を訴えているという。
西野監督は「明日(2日)は難しい」とナビスコ杯横浜戦の欠場を明言。「疲労からくるものだと思う。下痢や嘔吐(おうと)はないんだけどね」と心配そうな表情を浮かべた。
過密日程で蓄積した疲労が噴出したようだ。今季は例年より1カ月以上早い1月末から代表戦に出場。国内選手で最も多い公式戦2630分に出場している。6月29日札幌戦で2アシストしたが、動き自体は本来の切れを欠き「(終盤に)リズムが落ちた」と反省していた。
今後も厳しい日程が続くだけに、まずは完治が優先となる。6日に柏戦があり、翌7日からはただ1人のOAとして、U-23日本代表の五輪代表候補合宿が始まる。23歳以下の選手との大切な「融合」の場だが、回復が遅れれば、合宿を回避する可能性もある。
06年秋には蓄積疲労からウイルス性肝炎を患い、長期離脱した。西野監督は「血液検査では前の(肝炎)がぶり返すということではない」と説明したが、五輪本番を見据え、遠藤本人もクラブも慎重に対応することになりそうだ。【北村泰彦】
[2008年7月2日6時47分 紙面から]
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