なでしこジャパン悲願のメダルへ18人発表

- 五輪の輪を作るなでしこジャパン五輪代表。(撮影・酒井清司)
なでしこジャパンが北京でも先陣を切る。日本協会は8日都内で、北京五輪へ臨む日本女子代表メンバー18人を発表した。佐々木則夫監督(50)は日本選手団のトップを切って登場する8月6日のニュージーランド戦(秦皇島)の必勝を宣言。日本選手団の快進撃をもたらした前回アテネ大会の再現を目指すと同時に、なでしこジャパンもその勢いに乗って、悲願のメダル獲得を狙う。
今回も日本選手団のトップを切ってなでしこジャパンは登場する。8月6日の1次リーグ、ニュージーランド戦。注目される中で当然、プレッシャーはある。それでも佐々木監督は「初戦はどっちにしてもプレッシャーになる。(先陣を切ることを)いいモチベーションに変えていきたい」と自信ありげに言った。
前回アテネ大会で先陣を切って登場。初戦で前年W杯準優勝のスウェーデンを1-0で破り、国民の関心を五輪にクギ付けにした。大会前の04年7月7日に発表した「なでしこジャパン」の愛称は国民に一気にブレーク。なでしこジャパンが日本選手団にもたらした勢いは、大会を終わってみればメダル37個を獲得するという大躍進の起爆剤になった。
今回も勝機は十分にある。日本の世界ランク10位に対してニュージーランドは格下24位。同監督は「戦術を持てば勝てない相手ではない。現メンバーで決勝トーナメントへ進出しないといけない」と初戦必勝を宣言した。
ただし前回、なでしこジャパン自体はメダルに手が届かなかった。1次リーグを突破も準々決勝では優勝した米国に1-2と惜敗。エースの沢が「五輪の負けは五輪で返すしかない」といえば、佐々木監督は「米国に勝つためにやってきた」と1次リーグ同組に入った女王に一歩も引かない。高さやパワーでは劣るが組織力、俊敏性を生かし、対抗する練習を積んできた。沢は「前回よりも1つ上の成績、1歩でもメダルに近づけるよう頑張る」。なでしこジャパンがアテネの「忘れ物」を北京でつかみ取る。
[2008年7月9日8時48分 紙面から]
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