大分GK西川、森重激突も0封
<J1:札幌0-0大分>◇第17節◇16日◇札幌厚別
痛みを忘れ、ゴールを守り抜いた。北京五輪日本代表のGK西川周作(22)が、臀部(でんぶ)を打撲しながら今季リーグ初の2試合連続無失点。「試合が終わってホッとしてから痛みを感じた。プレー中は弱みを見せずに強気でいった」。痛みを忘れるほどの集中力と闘争心で札幌攻撃陣を封じた。
誰もが息をのんだ。後半5分、札幌FWダビの突進にペナルティーエリア外まで飛び出してスライディング。そのまま前方から守備に戻ってきた同じ五輪代表のDF森重と激突した。左ひざ後十字じん帯を損傷した06年11月の悪夢が一瞬、頭をよぎったが「(痛めたのは)腰の真ん中。森重のひざが入って力が入らなかった」。ピッチ上で5分間治療を受けた後は、元代表候補だった札幌MF藤田のクロスをパンチングで防ぐなど、痛めた右ひざ付近をテーピングしプレーを続けた森重とともに大分ゴールにカギをかけ続けた。
日本代表の加藤GKコーチとともに視察した五輪代表の川俣GKコーチも「最後までプレーしたから大丈夫と思うが、ドキドキしたね」というアクシデントだったが、まだ痛みが残る西川は「次も0でいきたい」と宣言。次戦の磐田戦(20日・九石ドーム)に早くも視線を切り替えていた。【村田義治】
[2008年7月17日11時8分 紙面から]
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