反町ジャパン長友&安田の奮起期待
反町ジャパンは、負ければ1次リーグ敗退が決まるがけっぷちの中、優勝候補の一角ナイジェリアと激突する。勝敗の鍵を握るのは、ずばりサイド攻撃だ。米国戦は敗れはしたが、右サイドバックの内田が、果敢な縦突破から何度もチャンスをつくった。一方で左サイドバックの長友は、米国の大型DFに阻まれ、本来の豊富な運動量を発揮できなかった。長友、そして米国戦では出番のなかったDF安田の奮起が、勝利には欠かせない。
北京五輪前の国内合宿では、サイドを起点とした攻撃練習を繰り返し行った。「GKが(相手ボールを)取ったら、サイドに出して一気に攻めろ!」。江尻コーチのこの言葉が、攻撃のスイッチとなっていた。親善試合オーストラリア戦、アルゼンチン戦を経て、DF内田も「右サイドから崩せると思った。崩すとしたら、こっちから」と自信を深めていた。
ナイジェリアも、サイド攻撃は「お家芸」だ。両サイドからの積極的な上がりから、空中戦に強いFWオデムウインジに合わせるのが必勝パターンだ。05年のU-20W杯オランダ大会で、準優勝したメンバーが中心で、同杯決勝で敗れたアルゼンチンとFWメッシ打倒を目標に掲げ、モチベーションは高い。当時よりチーム力を上げているだけに、同組のオランダより強いとの評価もある。どちらがサイドで主導権を握るかが、試合の行方を握ることになりそうだ。
[2008年8月10日7時2分 紙面から]
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