1トップ森島が躍動/五輪予選

- 帰国したU-22日本代表FW森島(左)らは即練習(撮影・柴田隆二)
<北京五輪アジア最終予選:日本0-0サウジアラビア>◇C組◇8日(日本時間9日)◇サウジアラビア・ダンマン
「調子乗り世代」が、躍動した。1トップを務めたのは平山でなく「デカモリシ」ことFW森島だった。猛暑の中、186センチ、80キロの巨体を揺らし前線で走り回った。右サイドで先発のMF内田も強引な突破でチャンスをつくる。後半開始から出場のMF柏木は、前線で数的優位をつくることを心がけた。
「アウエーで勝ち点1を取れたことは大きい」と森島は胸を張った。前半32分、家長のスルーパスに抜け出し左足でシュート。後半22分には、MF本田圭の左クロスを頭で合わせ、見せ場はつくった。だが、無得点に終わり「ミスが多い」と反省も忘れない。柏木も「いつものモリシなら決めてる」と、あえて厳しい注文を出した。
U-20世代は、遠征中に行動をともにすることが多かった。だが、8月の4カ国トーナメント(中国)での夕食の時、同世代で固まっていると井原コーチから「お前ら、一緒にいるな」と一喝され、上の世代と積極的にコミュニケーションを図ることを課せられた。「先輩は、みんな気を使ってくれる。ピッチでしっかり主張して連係を高めたい」と森島。五輪切符獲得に向け「調子乗り世代」が、ピチピチ感がない-とまでやゆされるU-22世代にカンフル剤を与え続ける。【奈島宏樹】
[2007年9月10日9時10分 紙面から]
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