16年夏季五輪ソフトボール復活へPR活動

- ソフトボール復活を願い記念撮影に納まる日本、米国、オーストラリア選手
16年夏季五輪でのソフトボール正式競技復活へ、運動は佳境を迎えている。復活の可否決定は09年10月2日の国際オリンピック委員会(IOC)総会で、残り約1年1カ月。国際連盟副会長の日本協会・尾崎正則専務理事(63)は「復活へ、最後まで動いていくしかない」と手綱を締める。
12年ロンドン五輪で正式競技から外れることは、05年7月のIOC総会で決定した。06年2月の総会で再投票が行われたが、否決。反対派が主張する「世界的普及度の低さ」に対し、現時点で国際連盟加盟の国・地域が127もあることを強調。ロビー活動で巻き返すため、IOC前会長の実力者、サマランチ氏の全面協力も得た。
尾崎専務理事は「米国がアテネまで3大会勝っているが『また米国か』という声が欧州のIOC委員を中心に挙がっている。米国ばかりが勝つと欧州の支持が得られないから、日本が勝つ必要がある」という。「最後の五輪」となる今大会で、日本が女王米国を下せるかどうかも、復権のカギを握っていた。
今大会期間中も積極的に欧州やアフリカのIOC委員を会場に招待。選手も「私たちはプレーするだけしかできない。プレーを見てもらって面白いと思っていただければ」と口をそろえる。背広組と現場が一丸となって、必死のPR活動が続く。
来年10月のIOC総会に推薦される競技は、同6月のIOC理事会で審議される。このハードルをクリアすれば、同7月に台湾で行われる世界選手権に、周辺のIOC委員を招待する計画もある。
[2008年8月22日9時14分 紙面から]
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